医学語呂なう
肺癌の組織型のうち喫煙と関連が深いもの

Sで覚える、喫煙と肺癌の組織型

肺癌の組織型の中で、喫煙 (Smoking) と特に関連が深いのは以下の2つ。


・肺小細胞癌 (Small cell carcinoma)

喫煙との関連が最も強い組織型。肺門部(中枢側)に好発し、進行が非常に早い特徴がある。

 

・扁平上皮癌 (Squamous cell carcinoma)

喫煙と強く関連する組織型。肺門部(中枢側)に好発し、気道への直接的な影響を及ぼすことが多い。

 


ブリンクマン指数(喫煙指数) = 【1日の喫煙本数 x 喫煙年数】

ブリンクマン指数は国内では有名な喫煙によるリスク評価の指標であるが、国際的にはpack-yearsが使われている。

pack-yearsとは【(1日の喫煙本数/20本)×喫煙年数】 つまり 【1日のタバコの箱数 × 年数】